【昭和のプラモ少年制作記】『その三十九』
- NTTタウンページ株式会社 dmc

- 2023年3月12日
- 読了時間: 3分
寒暖の差が激しい、今日この頃でございまする。
本日はお天気も良く、隣県からお客さまがご来店!!
新しい「モデラー」さまを紹介できるかもしれません。
早い頃に大阪西の苦情さまから投稿を頂いておりました。
また、紹介が遅れて申し訳ありません。m(__)m
それでは、大阪西の苦情さま!!ヨロピクぴく
【令和五年三月一日(水曜日)】
ちんちん電車男‐救護網‐
もう冬☃いらんわ‼
体も精神面でもきつかった一月・二月が終わった。
ようやく寒さも和らぎ、梅も見頃を迎え春を実感する三月の大阪で、日東の旅客機に鼻から火を噴いてます。
やっと火ぃ噴くだけの気力が戻ってきました。

旅客機といえば、「100の日東」、「200のハセガワ」、というイメージが強いのですが、童友社にもけっこう面白いビンテージがあるようです。
年明けから始めた古典電車三都プロジェクトも、少しずつ形が見えてきました。
今回は、懸案でした「救護網」のお話です。
寒い寒い正月休み。京都駅から西へ一kmほど歩き、お馴染み梅小路公園のちんちん電車をチェック。
こちらの電車、元々は交通局烏丸車庫跡の展示車両で、1994年に明治村仕様に改装されて梅小路に来ました。

2013年まではポール集電でしたが、今はリチウム電池駆動で架線のない線路を走っています。
救護網は、どうやら一本の縄で出来ているようで、実に巧みに編まれていました。
今回は、少しでもこの感じに近づくように「網の貼り付け」をやめて、上下のバーに「網目を括り付ける」方式とします。
まずは、付属のメッシュをカットします。
網目をちょん切らないように、よく切れる✂で丁寧に切りました。

ここでちょっと掴んだコツ。てっぺんより底辺を少し短めにして

次に、上下のバーに網の四隅を縛り、外側ヘ引っ張ります。

結び目は固く、網目の当たりは柔らかくと考えて、綿の手縫い糸を選びました。
メッシュの下を短くすることで、上は密に下は疎に、裾の拡がった感じが表現できます。
結び目は、流し込みタイプの接着剤で固めます。

後は、中間の上下各三~四箇所を縛って、「バー」と「網」を密着させたら出来上がり。
白い網は、ラッカーで色づけしてパリパリにしました。
手先がドンくさいから、一個作るのに軽く一時間かかり、これを八個作ります。
これも、全部がうまくできるとは限りません。
メッシュについた癖と、必ずしも均等な訳でない網目に、手を焼くこともしばしばで
出来上がりは「きれいな物も」「イビツな物も」ありますがこれはこれで個性として
割り切ろうかと。それでは装着します。

新造の静岡産二代目N電と
改装前の酒屋町産N電を
似たようなアングルで比較します。
(右の大阪は従来の物)

左の京都で違いがわかって頂けたら、今回の救護網は大成功です!!
どんなもんでしょうか?
次は純酒屋町産の純ジーマーク。わが街『大阪』です。
👏 👏 👏 👏 👏 👏 👏
大阪西の苦情さま!!
投稿ありがとうございました。
また、救護網の取付方の考察と施工 !! 大変、お疲れさまでした。👐
実は店主、改装前の酒屋町産N電は
「網を載せました感」
が強くて、あまり良い印象がありませんでした。
しかーし!!
新造の静岡産二代目N電は
「網を金属枠に編み込んでる感」
が、表れており、車体の塗装も映える結果になったと思います。
モデル本体が締まって見えて、とても存在感のある一台になりましたね。
無理を申してすみませんでした。 m(__)m
大阪!!気になりますぅ~!! よろぴくぴく!!

■ 次回もお楽しみに!!




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