【昭和のプラモ少年制作記】『その三十二』
- リユースオーディオ モックアップ
- 2022年12月28日
- 読了時間: 4分
お待たせいたしました (/・ω・)/
やっと、紹介することができまする。
それでは、大阪西の苦情さま!!
よろしく、お願いいたします m(__)m
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【令和四年十二月九日(金曜日)】
ヤマト、発・進!
とりたてて大きな目標がある訳でもないワタクシから、は小さなヤマトのお話です。
ヤマトはイスカンダルからコスモクリーナーを持ち帰りました。
そして赤くただれた地球は再び元の青さを取り戻しました。
─昭和四十年男の僕の中では、「宇宙戦艦ヤマト」はそこで完結しているんです。
だから、誰が何と言おうがヤマトの艦長は沖田十三なんです。
しかしあのヤマト、今見たらアニメのチャチさ加減に愕然とします。
時代と共にヤマトも変わってきているんですね。
「ヤマトの諸君…」デスラー・伊武雅刀の美声が懐かしい。
そして劇場版ヤマトから「さらば」ヘ続き
テレビでは「ヤマト2」が始まり
ヤマトは一大ブームを起こすんですが、初期の視聴者層からすると、あの夢中になって見ていたヤマトが
どこか遠い所へでも行ってしまうような複雑な感覚がありました。
最新の「ヤマト2202」は
橋桁のように長く伸びたレーダーが特徴で、さすがになんぼなんでもって感じがしますが
それ以前からヤマトの耳はずいぶん長くなっていて、いつの間にかそのスタイルに見慣れていました。
今回手掛ける酒屋町産ヤマトは、説明書によると92年製だそうで、箱にはJANコードもあり、鼻から火を噴く昭和玉手箱とは若干違いますが、それでも既に三十年。
モデルは昭和ヤマトの造形をしっかりと残してくれていました。
まぁ~男ちゅう奴は、ドーデモE事に妙にこだわるもんでして、船体の色にはずいぶん試行錯誤しました。
ヤマトは軍艦グレーじゃない。でも水色でもない。
あーでもないコーデモないの末に行き着いた「ヤマト色」が、これであります。
船体と甲板の境がハッキリ出るのが昔のヤマトの泣き所。
そこはしっかりパテ埋めしてペーパー掛けします。
この面倒な手間が、昭和ヤマトらしい程よい手造り感を出してくれます。
このあと船底が付きますが、その前にちょっと、さんふらわあの海にお邪魔してみましょう。
わぉ!!
なんとジャストフィット!!こうして見るとやっぱりヤマトは船ですねぇ!ヤマトが大和に見えます。
船底を着ける際、強く握ってパチンとはめる為、この段階では砲塔や艦橋など全ての艤装は仮置きです。
1/1000のかわいい「コヤマト」なので、安っぽくならないように、船体に筆塗りの味を求めました。
マスト類と砲身はヒコーキで多用したMr.メタルカラーで金属感を持たせます。
パーツはシンプルですが、ピンセット無しには付けられない細かいパーツが多く、つまんで飛ばしたら即紛失なので組立にはかなり神経を使います。
たった1個の部品も失くさなかっただけでも、今回は大成功と言えます。
そして、出来上がりがこちら。
バンダイの手抜かりない設計のおかげで、小さくてもなかなか渋めのヤマトに仕上がりました。
ヤマトは上にも下にも左右にも、折れやすい突起物が多く、完成後の扱いには気を使います。
何とも味わい深い愛らしいヤマトであります。
Mockup初襲撃の時に郷愁を掻き立てたのは、昭和プラモ少年がお年玉で買った1/500コズミックモデルの方でした。
秋のお買い物リストに一度は入っていたのですが、迷った末にこちらのコヤマトを選んだのは大正解だったのです。















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