【昭和のプラモ少年制作記】『その七十三』
- リユースオーディオ モックアップ
- 2024年3月21日
- 読了時間: 3分
大阪も寒いのでしょうか…
本日、大阪西の苦情さまから投稿を頂戴しましたので紹介させていただきマッスル💪
【令和六年三月二十日(水曜日)】
また「さんふらわあ」か!①
まあ、衝動買いと言えばそうなんですけどね。

でも特に思い出深いナカムラ製モデルとなりゃあ、そりゃ手も出るってもんですよ。

元祖中村産業謹製「1/500さんふらわあ」
父がX’masプレゼントに何かプラモ買ってやると言うので、一緒に阪急百貨店に行って選んだ記憶があります。
父も息子をプラモ少年化したかったんでしょう。初めての塗装にはいろいろアドバイスくれたもんです。
今回は、そんなナカムラ製品と後のアリイ製品の考古学についての講釈です。
ナカムラさんふらわあシリーズは
「1/700さんふらわあ 11」
「1/700さんふらわあ 8」
「1/500さんふらわあ」
の三品。おそらく同時の発売でしょう。
「さんふらわあ11」が就航した昭和四十九年以降ですね。
しかし、当時の昭和プラモ少年が手にしたナカムラ製品と、今回発掘したナカムラ製品には相違点があります。
箱絵写真が加工されています。煙突の中川マークが消され

さんふらわあ8の船名が「さんふらわあ」に。

中身を見たら、船首に刻んだ船名も「さんふらわあ」です。

当時は確かに「さんふらわあ 5」だった。
アリイに移って修正されたと思っていたら、実はすでにナカムラ時代に修正されていたんだ。
煙突の中川マークが消されたのは照国海運が倒産したから。昭和五十年の事でした。
それ以後、実物でもマークは消えています。
説明書もアリイ製品と同じ。やはり大阪‐苅田間の記述があります。
1・2番船が大洋フェリーに移籍した昭和五十二年以後の品だと判ります。
さんふらわあシリーズの最上級玉手箱はまぎれもなく、酒屋町の押入に眠る「さんふらわあ11」です。

日本高速フェリーと中村産業のパンフは初期中の初期品の証です。煙突には中川マークが入ってますね。

ところがです。今ウチにある「さんふらわあ11」はアリイ製ですが、箱絵の中川マークは描かれています。
箱も相当古いし…

という事は、今回発掘したナカムラモデルよりもこのアリイ「11」の方が古いのか?
だとしたら1/700だけが相当早い時期にアリイに移ったという事か?
考えれば考えるほど、さんふらわあの時系列は謎だらけです。


アリイ製さんふらわあは、その後、ブルーハイウェイライン版、関西汽船版と何度か再販されました。
今では完全絶版ビンテージですが、その中でも特に貴重な純ナカムラモデル。
当然アリイモデルを超える出来を目指してじっくり丁寧に仕上げていきます。
🚢 🚢 🚢 🚢 🚢 🚢 🚢
大阪西の苦情さま!!さんふらわあの投稿!!
ありがとうございました。m(__)m
こちらで、本文に写真を追加いたしましたので、あらかじめご了承ください。
もしかしたら、アリイが中村産業の金型を作った?成形した??の鴨🐤しれませんね。
中村産業と中村精密を混同していましたので、一部内容を削除いたしました。ごめんなさいm(_ _)m

次回もお楽しみに!!

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