【昭和のプラモ少年制作記】『その百五』
- リユースオーディオ モックアップ
- 3月24日
- 読了時間: 4分
三日ほど温かい日が続きました。
今朝は最後?の白鳥さん達が北へ向かわれて飛び立って行きました、新潟市江南区酒屋町のMockでございます。
金土と超～多忙だった店主でしたが、詳しいことは雑記帳でお伝えしますね。👐
昨日、大阪西の苦情さまからメールを頂戴いたしました!!
西の苦情さま!!ヨロピクぴく!!
【令和七年三月二十二日(土曜日)】
禁断のタイムカプセル(五)
ご心配おかけしましたが、3/17に退院しました。とはいえ、回復具合は思うよりはスローでして、変化の激しい不安定な天候の中では無理は禁物。もう一週静養することにしました。造船所に込もって操業を再開しましょう。
さぁ～最後の難関。エッチングパーツに挑みます。ピンセットも新調したぞぉっ！
デッキにスジが入っています。これがすべて柵のガイドラインなのです。意外に柵が多いんですがエッチングパーツの使用も今回で三度目。しかし、慣れてきた感はまるでありません。
とにかく神経を使います。集中力が長く持ちません。眼も弱って接着点がぼやけます。肝心なところで手先が震えます。柵は１日２～３本ぐらいが限度です。「もはやプラモデルは年との格闘」を痛感する春であります。
後ろに１枚だけ、茶色のデッキがあります。ここは客船らしい雰囲気を味わうウッドデッキだったそうです。それならもう少しウッドを意識した筆使いをしたらよかった。ここは反省材料です。
煙突は今回も日本高速フェリー末期の黒に朱帯。やっぱり、さんふらわあの煙突はこの色ですよ。煙突ツヤ塗りは多少リアルさを欠きますが、模型としてはこの方が引き立ちます。いちばんダメな煙突デザインは初期の中川マークですね。
そうそう、キットにはその中川マークのシールが入っていました。煙突に貼るんだって。これも懐かしいけど、要らね～よこんなもん！
少しですが糸も張ります。小スケールなので、張り線は目障りにならないか心配して控え目にしましたが、やってみると案外サマになってますね。
こうして、酒屋町から来たナカムラの半世紀玉手箱は、無事に「渾身のフェリ」ーに仕上がって造船所から出ました。途中、せっかく消した継ぎ目が復活するトラブルもありましたが、今の自分の実力は十分出せたと思います。満足いく出来です。
大国町産アリイモデルから三年。吹田の造船所がどれだけアップデートできたか見てみましょう。
進水式&撮影会は、大阪南港「さんふらわあターミナル」で行います。
停泊中の２隻は
(左)本船の航路を継ぐ志布志行き「三代目さんふらわあさつま」
(右)さんふらわあ・さんふらわあ２をルーツに持つ別府行き「さんふらわあくれない」
現役さんふらわあをバックに、なかなかの絵ヅラが撮れました。
遠足のバスから初めて実船を見た時「何ちゅうカッコいい船や！」と。あの斬新すぎるスタイルは本当に衝撃的でした。
歳の離れたイトコのケーちゃんが本船で九州へ新婚旅行に旅立った日、父が「ケーちゃん見送ってやろう」と言って大阪南港かもめ埠頭へ連れてってくれました。あれはたぶん、我が子にさんふらわあ11を見せてやるのが目的だったと思うんです。現在のさんふらわあターミナルからは直線で２㎞ほど南の場所でした。出港には「蛍の光」が流れ、船からは紙テープが飛んでいました。
定期フェリーで毎便あんな事やってたんでしょうか？今思うと笑いそうな話ですが、その当時は船出とはそういうもんだと思って見ていました。
そんな「さんふらわあ11」も、ブルーハイウェイライン移行後は初代「さんふらわあさつま」に改名。
1993年フィリピンへ移籍後、1998年に海難事故で沈んでしまったのです。初代さんふらわあ五姉妹の中では最も不幸な船でしたが、本船は間違いなく、日本の造船史に残る名船だったと言えるでしょう。
㊗完成!!
「さんふらわあ11」
㊗退院!!
大阪西の苦情さま!!
無理しないで、静養に努めて下さいね。投稿ありがとうございました。
それでは、西の苦情さま退院祝いのプレゼント🎁をどう🐘!!
本日ご来店されたＳさまのお相手もそこそこにして、二隻を走らせました🐘!!
次回もお楽しみに!!
お気軽にお問い合わせください !!
リユース オーディオ モックアップ
〒950-0324
新潟市江南区酒屋町182-1
TEL: 025-385-6602
青春秘密基地さまで紹介して頂きました👐
コメント