Mockupの音波実習室!! 第二十一回
- リユースオーディオ モックアップ
- 2 日前
- 読了時間: 4分
積雪はほぼ無い新潟市江南区酒屋町でございます!!
FE-103Eは既に鳴らし終わっていますので、ひとつ飛んでFE206Σを聴きましょう~

これまでは、ツィーターは付けずに鳴らしていました。

ThailandのKさまからのお勧めでFT-66Hを接続して挑戦をしましたが…

リング型ダイアフラムのFT-66Hが奏でる高域はマッハを超えてしまい、このFE206Σバックロードホーン・システムに合わせることができませんでした。 m(__)m
やはり相性が良いのはFT-40Hがドンピシャです!!

EVのX36ネットワークでFE206Σと接続しました。

上の写真は推奨できないスピーカーシステムのセッティングですね 😂
スピーカーシステム間に物を置いてはいけないのですが…
結局、後からプラモを片付け空間を拡げました。
今回、最初に試聴したのはYさまから頂戴したこのCDソフト!!
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ・フィーチャリング・アート・ファーマー

良いですね!! 低域もズドン👍 ただし、アート・ファマーのフリュンペットがセンターに定位しません。
原因はスピーカーシステム間の品物…高く積んでいたプラモを少し片付けて低くしました。
次に選んだソフトが難しかった…
Kさまから頂いたバッハのブランデンブルク協奏曲!!

イ・ムジチ合奏団の演奏ですが、弦の音がなんて薄っぺらでハイ上がり 😂

録音が約四十二年も前ですし、当時の録音ではこのような音なのかもしれませんが…
そこはMockの店主!! 鳴らして見せましょう~

試聴機器は300Bのシング・アンプにAH!のCDPをISODAのRCAケーブルで接続していまた。
最初の調整はツィーターの位置と支持材の変更です。

ツィーターはフィンランドバーチ、ネットワークはヒバキューブで支持していましたが全て廃止!!
ネットワークはエンクロージャー上に直置きとし、ツィーターはYさまがCDを送付して下さる際に使用されたプチプチ材+薄い段ボール材を二つ折りにして支持。

激変は無理として考えられる原因から消去する要素を減らして行きます。
結果としてRCAケーブルをISODAからSILTEC:シルテックに変更しました。

ここは音の味付けを変えた感じでしょうか…
RCAケーブルの交換で各楽器の鳴り方が激変します。キュッと各楽器の音像が締まり、楽器の余韻?響き??を引き出すことに成功しました。
バイオリンの響きが、バイオリンの弦がバイオリンらしく聴こえるようになったのです。
しかし、まだ鋭い音の要素を感じたのでリスニング位置を20cmほどスピーカーシステムから離しました。
なんとかそれらしく聴けるようにはなりましたが音場感が足りません。
原因がわかりました (゜o゜)
Lchの段ボール反射板の位置がRchに比べてエンクロージャー寄りになっていたのです。
下の写真でLch変化の状態がわかるでしょうか~
【変更前】

【変更後】

STEREO録音ですから反射板とエンクロージャーの位置を左右で均等にすることにより広い空間が表現されるのです。
段ボール反射板の位置が左右で10cm程度異なるだけでも、再現するソフトの空間は大きく変わりました。恐るべし!!段ボール反射板😂

昨日の最終試聴では、300Bシングルアンプのボリューム・ギャングエラーのためSILTECのRCAケーブルを一組追加し三栄無線のアッテネーターを追加済み。
本日、十二月五日(金曜日)の午後から本格的に試聴を開始しました。
と、いうより寝不足で体調もいまいちでソファで身体を休めながら二枚目を聴き始めます。
実はウトウトすることを目的に聴き始めたのですが、ウトウトするどころか演奏に聴きいってしまいます…。
演奏会場の響きが大変良く各楽器の演奏は重ならず、コントラバスの低域の響き、ハープシコードの響きが独立してホールに響きました。高い解像度👍
店主、高校生の頃にブランデンブルク協奏曲のレコードを買って毎日のように聴いていましたから、ぼぼ全曲の順序は記憶されています。 笑
ブランデンブルク協奏曲は多種の楽器が用いられ、第1番ではホルン、オーボエ、バスーン、小型バイオリンのヴィオリーノ・ピッコロにバイオリン、ビオラ、チェロ&ハープシコードと音が合わないような楽器が奏で、オーディオの再生はもともと難しい!!
録音会場はスイスのラ・ショードフォンとありますので、たぶんフィリップスが使う「ムジカ・テアトル」というところ。どのような建物かは全くわかりませんが響きから推測しますと天井の高い教会なの鴨🦆しれません。

今回の実習で学んだことは、ソフトの録音年代が古くともセッティングをシッカリと行えば美しく再生することが可能であるということ。
FE206Σ+バックロードホーン+FT-40Hシステムはバロック音楽もシッカリと聴かせてくれました。Kさま!! 試聴はいかがでしたか!?
もちろんヨーロピアン・ジャズ・トリオ・フィーチャリング・アート・ファーマーの演奏はさらに濃くなりましたから~ 😊!!

次回もお楽しみに!!

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