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ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №56

  • リユースオーディオ モックアップ
  • 2021年8月2日
  • 読了時間: 3分

Technics  SB-T10

mockupテクニクスSB-T10
リニアフェイズトールボーイタイプのスピーカーシステムの紹介です。
いまで言うトールボーイですが、昔はタワータイプと呼ばれていたのでしょうか?

四十年前に、このスタイルのスピーカーを世に出していたTechnicsはすごいでっす!!

mockupテクニクスSB-T10
ウーハーは日焼けではなく、当初から白かったと思われますが、低域用というよりも、18cmフルレンジではないかと店主は思うのです。
1980年代初期のスピーカーシステム、もしかしたら布エッジが硬化しているかもしれませんね

一見するとSB-7000のウーハーのようです (/・ω・)/

mockupテクニクスSB-T10
今回は、最初から店主のしょぼい感想をお伝えすることとします。

いつまでも聴いていたいスピーカーのひとつ (/・ω・)/

低域はエンクロージャーの大きさから想像するより、まったく低い方向は伸びていませんし、高域も少しハイ上がりな音色であることは否めません。
しかし、ウーハーとツィーターの音色が合っているので非常に中域を厚く感じます。
ウーハーはネットワークがスルーかもしれませんね。
なお、今回の試聴システムもで先回と変更はありません。
mockupテクニクスSB-T10
低域の量感は抑えられていますが、解像度は十分にあります。
mockupテクニクスSB-T10
ビル・エバンスLive感はとても心地よく感じました。
と、言うよりも、このCDのために開発されたスピーカーではないかと思うほどです。
ただ、Classicとなると低域の量感不足は残念に思います。
mockupテクニクスSB-T10
ハッキリ言って球でオケは不得意でした。
mockupテクニクスSB-T10
18cmのフルレンジ?にそこまでは求められないでしょうか…
mockupテクニクスSB-T10
しかーし!! そこはTechnicsですから 👍
パワーアンプデジタルアンプに交換してみました。
mockupテクニクスSB-T10

おおおぅ!!

力でSB-T10を支配します。
mockupテクニクスSB-T10
SB-T10は音で答えました (゜o゜)
との違いは、そう!! 一言で表すならばアンプの「ラウドネス スイッチ」を入れた感じでしょうか。
半導体アンプと相性が良いようです!! さらに張りと艶のある再生音に変わりました。
ただし、低域は思ったほどではありませんが、パワーを入れればオケも大丈夫v!!
SB-T10の出力音圧レベルは91㏈となっていますが、どうやらカタログデーター値よりもっと能率は低いようです。ソースによって異なりますが、球プリが9時、デジタルアンプは12時を過ぎまで回さないと思う音量が出てきません。では鳴らし切れなかったのかもしれませんね。
mockupテクニクスSB-T10
まとめます!!
2ウェイですが、リニアフェイズで高低域の位相を合わせると、まるでフルレンジを聴いているようです。
このスピーカーシステムの良いところはアナログの音のように中域に音の濃さがあり聴きやすところでしょうか。
このため、1950~1960年代の古い録音のJazzJazz vocalは得意です。
そして、何より聴いていて疲れません👍
今回のセッティングはノリタケのスピーカーベースにフィンランドバーチの合板とオンキョーのインシュレーターを重ねましたが、きっとベストでしょう。
mockupテクニクスSB-T10
今回はテクニクスのSB-T10を紹介いたしました。
やはり、テクニクスは奥が深いですね👐  また、紹介しまっす!!
mockupテクニクスSB-T10
次回もお楽しみに♬
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